ElevenTによる基盤掘削方法

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前回のCAMデータの作成に引き続き、ミッツ株式会社のElevenTを使って実際に基盤を掘削します。

前回作ったCAMデータをUSBメモリ等にコピーして、Flash for Windowsが入っているPCに移します。奥出研の場合基盤掘削機の下にある基盤掘削マシンにいれます。

Flash for Windowsを起動し、右上にある「アプリケーション」をクリックしてCONVERTERを選択します。この時、その左側にある表示が「インチ」になっていることを確認してください。(クリックするとミリに変わってしまいます)

次に、メニューから「条件」→他CADリスト読み込みをクリックします。タブは「Eagle」、リスト種別をアパチャーにし、先ほどコピーしたファイルの中からwhlファイルを選択して開きます。たぶんアパチャーの選択とは基盤面に彫る線の針の種別の選択のことだと思います。

再び、メニューから「条件」→他CADリスト読み込みをクリックします。同様にタブは「Eagle」で、リスト種別はドリルにします。先ほどコピーしたファイルの中からdrlファイルを選択して開きます。ドリルの選択は基盤面にあける穴のドリルの種類の選択のことだと思います。

実際の掘削データ(ガーバーデータ)を入れます。真ん中上部にあるGBR INと書いてあるボタンを押します。先ほどコピーしたファイルの中から.solファイル(半田面のデータ)を開き、フォト裏を選択し、OKを押します。
再びGBR INを押し、drdファイル(ドリル穴のデータ)を開き、穴を選択し、OKを押します。
さらにGBR INを押し、plcファイル(シルク印刷・外形のためのデータ)を開き、外形裏を選択し、OKを押します。

ここまでやったあとに、微調整をします。右上の亜プレk-諸んをEASY CADにします。
基盤の不必要な穴が一つ開いているので消します。右のボタン一覧からDELを選択して、穴を数回クリックして消します。
次に、外形の輪郭線を太くします。左上の「パターン表」となっているところを「外形加工」にします。その隣のドリルナンバーをNo.2(0.079になっているはず)にします。右のボタン一覧から、真ん中の列下から三個目の四角い枠線みたいなボタンを押し、外形の細い線を選択し、右クリックで確定終了します。出てくるウィンドウでOKを押すと、太い輪郭線ができます。細い輪郭線はいらなくなったので、DELボタンを使って消しておきましょう。

最後に掘削データに変えます。(この操作を忘れがちなので気をつけましょう)
右のボタン一覧の一番左の列、下から五番目の輪郭線抽出をクリックし、OKを押します。

どのように掘削されるか確認したいときは、メニューの設定からレイヤー表示でパターン表、パターン裏のチェックをはずして見ます。
以上で掘削用のデータが完成です。適当な場所に保存しておくことをお勧めします。


いよいよ掘削機を動かします。(片面基盤掘削です)
掘削機の電源をONにしておきましょう。(OFFのままだとFlash for Windowsが落ちます)
Flash for Windowsの右上のアプリケーションをCAM Circuit2に変更します。上のアイコンバーの右から二番目の赤鉛筆(赤い針)みたいなボタンをクリックし、OKを押すと掘削機が動き出します。掘削内容は、ドリル(裏)、輪郭(裏)、外形(裏)にします。

今回はP3点方式で掘削します。P3点とは掘削する基盤の中心の下部2cmの地点のことを指します。位置あわせで、手前や左右に針を移動させてHOMEを押すとその点がP3点に設定されます。P3点を設定したらドリルを変えます。1.0ドリルをつけて、基盤の切れ端を使って貫通テストします。スピンドルをオンにし、DOWNを押すと針が下りてきます。深くしすぎると掘削機を傷つけたり針を追ってしまう可能性が高くなるのでぎりぎり貫通する高さに設定します。
DSC03315.jpg

位置あわせを終えて、続行を選択すると削り始めます。穴の大きさによって針を変えるように指示されますが、大抵の部品は1.0ドリルで問題ないので穴をすべて開け終わるまで続行します。

全ての穴があいて、輪郭加工に移行したらドリルを変えます。ミリングカッタ90をつけて、再び基盤の切れ端でテストします。スピンドルをONにしDOWNした状態で前後左右に少し動かして削ります。ルーペで削った後を見て0.3ミリになるように調整します。調整が終わったら続行して、輪郭線を削ります。

最後に外形を削りだします。フォーミングカッター2.0ミリにドリルを変えて、ドリルが掘削機の台ににぎりぎりつかないように設定します。調整が終わったら続行を押すと基盤が完成します。
DSC03323.jpg

あとは基盤図と回路図を確認しながら部品を配置して半田付けします。半田付けが難しいので、テスターで確実にチェックしながらやることをお勧めします。
最終回はテキストのみでしたが、以上でEAGLE解説シリーズ一応終了です。

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このページは、ussyが2006年10月 5日 16:51に書いたブログ記事です。

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